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法政大学 数学一般選抜(理工学部、デザイン工学部、情報科学部、生命科学部) 入試傾向分析

【試験の概要】

試験時間:90分
出題範囲:数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ(一部の学科は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B)
ボーダー偏差値:52.5~60.0程度

【出題傾向】 

大問5題で構成されており、全問マークシート方式の問題です。小問になっている問題もありますが、計算過程などを含めて穴埋めをしながら問題文に沿って進めていくような問題が多いです。出題の仕方は共通テストに近い形式になっています。
出題内容の偏りはあまりなく、融合問題も含んで幅広い範囲から出題されています。ただ「データの分析」からの出題はほとんど見られません。数学Ⅲが出題範囲の場合、最後の大問(もしくは2問)が数学Ⅲからの出題となりますが、どの単元からも出題される可能性があるため隅々まで学習をしておく必要があります。
難易度は標準程度からやや難しい問題も含まれています。計算量が多めの問題や思考に時間を要する問題も含まれているため、試験時間は90分ですが時間の余裕はありません。

【攻略のポイント】

まずはしっかりと教科書や網羅式の問題集に繰り返し取り組み、全ての単元の内容をしっかりと身につけ、苦手分野はできるだけ無くしておきたいところです。
大問5題で90分の試験ですので、各大問にかけられる時間は15~20分になります。しかし問題文を読み、理解し、状況を整理することに時間が必要な問題が含まれており、迅速な解答が求められます。そのため計算練習も繰り返し行い、計算速度も上げておきましょう。
さらに公式をそのまま当てはめる問題だけではないので、入試問題集などを使用して実践的な問題の考え方や計算速度を上げる方法をストックしていけるとなお良いでしょう。
解答するのに不必要な部分を極力計算しない、などの見通しを持つことも意識してください。

【推奨教材】

まずは基本知識の獲得のために教科書や傍用の問題集、「青チャート」や「総合的研究数学」などに繰り返し取り組みましょう。3年生の夏までにはそういった問題集の内容を一通り身につけておきたいところです。
その後は「大学受験 合格る計算」や「数学重要問題集」などを用いて実践力を高めていきましょう。ただ無理に難しい問題集に取り組むよりも、基本知識の定着や計算力の向上の方が重要ですので、そちらを優先して行った後に実践的な問題に取り組むようにしましょう。
また出題形式が特徴的ですので、過去問に早い段階で目を通すことをお勧めします。

 

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