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帝京大学 数学(医療技術学部、文系学部)一般選抜 入試傾向分析

獅子ヶ谷校の高校コース長が、帝京大学の数学を分析しました。

 

【試験の概要】

試験時間:2科目120分(国社理のいずれかの科目と組み合わせ)
出題範囲:数学Ⅰ・A
ボーダー偏差値:45~50程度

【出題傾向】

大問4題で構成されており、各大問に小問2,3題が設定されている。全問の過程や結果を用いる問題が無いわけではないですが、1題解き切りの問題が多数です。全問空欄を記述する問題です。
難易度は基本レベルの問題が中心ですが、標準レベルの問題が含まれていることもあります。単元としては「絶対値」、「データの分析」「集合」、「整数の性質」なども含めて万遍なく出題されています。その中でも2022年度は「図形と計量」と「場合の数・確率」の単元からは出題量が多めでした。

【攻略のポイント】

教科書の練習問題や章末問題で見かけるような問題がほとんどです。図形の問題であれば自分で図を書いたり、整数の問題であれば具体的な数字を代入したりすると解答に近づいていけます。
ただし、2022年度にはいくつかの日程で、大問3に教科書などではあまり見かけない図形の問題が出題されていました。2科目をまとめて120分という試験の形態ですので、そういった問題には時間をかけず他の問題でしっかり点数をとれるようにしましょう。
数学に60分かけると考えた場合、丁寧に計算をしていく時間はあると思いますので、検算などをしながらミスをしないように試験を進めていくことを心掛けましょう。

【推奨教材】

まずは学校で使用している教科書と教科書傍用の問題集をしっかりと学習しましょう。
ポイントを絞って重要項目を学習したい人は、加えて「数学Ⅰ・A基礎問題精講」などに取り組むと良いです。
繰り返し取り組むことで、計算力や基本的な知識を定着させていきましょう。ある程度学習が進んできたら、過去問に挑戦してみて学習が不十分な単元を把握し、確実に解き方や考え方の基本パターンを定着させるようにしましょう。

 

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