ひかり学院の大学受験・高校受験情報

神奈川県の公立高校受験・中堅大学受験情報やおすすめの学習方法。https://www.hikarigakuin.jp/

東京都市大学理工・建築都市デザイン・情報工学部 数学入試傾向分析

前期3教科型選抜の数学を、獅子ヶ谷校の高校コース長が分析しました。

【試験の概要】

試験時間:90分
出題範囲:数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ
ボーダー偏差値:45.0~57.5程度

【出題傾向】

大問4題で構成され、大問1と2は小問が3題で構成されています。全て記述式の問題です。
出題範囲が全科目なこともあり色々な単元から出題されますが、数学Ⅲの内容と「微分積分」の単元からの出題が多くなる傾向があります。
大問3と4では(1)、(2)の内容を用いて(3)以降の問題を考える形式の問題、さらに大問4ではグラフを書かせる問題が出題されることが多くなっています。
全体的な難易度は基礎レベルから標準レベル程度の問題が多いです。教科書の確認問題や章末問題が身についているかを問うような試験になっています。

【攻略のポイント】

一番特徴的であるのが全て記述式の問題であるということなので、日頃から論理的に解答を書いていくという意識が不可欠になります。部分点を取っていくためにも他人にも伝わる解答を意識して学習を進めましょう。
特に他の志望校の中に記述式の問題がない人は、時間配分を身につける必要があるため必ず時間を計りながら過去問に取り組み、間に合わない場合は原因は知識不足にあるのかその他の部分にあるのかをしっかりと追究しておきましょう。
また上記の通り「微分積分」に関する出題が多い傾向がありますので、微分積分の公式や計算方法は確実に身につけておきましょう。微分積分の計算を速く正確にできるようにしておけば、その他の問題にかけることのできる時間を増やすことができるでしょう。

【推奨教材】

まずは学校で使用している教科書と教科書傍用の問題集をしっかりと学習しましょう。その2つの内容がある程度身についていると感じるようであれば、過去問に取り組んでみてください。そして過去問に取り組む中で理解が不十分であった内容を再び教科書等で確認し、苦手分野をなくしていきましょう。
実践的な問題や別解などを含めた様々な解法に触れるために「黄色チャート」や「Z会数学基礎問題集」などに取り組むのも良いです。

 

にほんブログ村に参加しました。
記事を気に入っていただいたらクリックをお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村