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専修大学一般選抜前期 数学ⅠAⅡBの攻略(2023年2月10日日程)

対象学部

経済、経営(ビジネスデザイン)、法(法律)、商、文(日本文学文化・環境地理)、国際コミュニケーション(日本語)、ネットワーク情報

 

大問3問の構成です。全問記述式の問題です。

全体の難易度は教科書や教科書傍用の問題集をしっかりと学習していれば対応できる問題です。全問記述式ですので日頃から途中式などをしっかりと書き、他人が見ても解答の流れが理解できる答案を作成することを心掛けましょう。

 

大問1

小問が3題出題されています。15分程度で全問正解を目指したい問題です。

(1)は対数不等式の問題です。「真数の条件を考える」や「底をそろえる」といった基本に忠実に解き進めましょう。

(2)は三角形の3辺の長さは容易に求まりますので、「余弦定理」や「三角形の面積公式」を用いることで面積が求まります。

(3)は微積分の問題です。与式の両辺をxで微分することでf(x) が求まります。「a が実数」であることには注意しましょう。

 

大問2

ベクトルに関する小問が3問の構成です。ベクトルの基本的な知識が身についていれば解答できる問題ですので、10分程度で完答を目指しましょう。

(2)はcの大きさの2乗を計算することで、tについての2次関数の最小値を求めることで解答できます。

(3)はベクトルbとcのなす角を求めるので、ベクトルbとcの内積を考えることで解答できます。

 

大問3

共通テストのような物語風になっている確率の問題です。計算自体は難しくはないですので、問題文を読む時間も含めて10~15分程度で全問解答したい問題です。

(1)は「少なくとも1つのお店で当たる」ですので、余事象の考え方を利用しましょう。

(2)はそれぞれ1つのお店だけで当たる確率を足していきます。

(3)は条件付き確率ですが、(2)で必要な確率を求めていますのですぐに解答ができます。

 

教科書の内容を全てマスターしている人であれば全問解答できる問題です。

記述式の問題ですが時間はあるはずですので、焦らずに採点者にも論理が伝わるように丁寧な解答を作成することを心掛けましょう。

専修大学の試験では大問3のような問題文が長文である問題が度々出題されています。難易度は共通テストより低いことがほとんどですので、共通テスト対策をしていた人などは問題なく取り組めるはずです。

 

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