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文教大学 数学(一般選抜A日程) 入試傾向分析

【試験の概要】

試験時間:60分
出題範囲:数学Ⅰ・A・Ⅱ・B
ボーダー偏差値:42.5~57.5程度

【出題傾向】 

大問5題で構成され、大問1は小問が4題、大問2~5は各3問程度の出題で、全問マークシート形式の問題です。
「データの分析」からの出題はあまり見られませんが、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの範囲から幅広く出題されています。その中でも、数学Ⅱ・Bの内容の割合は多めになっている印象です。
全体的な難易度は基礎から標準レベルになっています。とても難しい問題が出題されることは少ないですが、扱う式に絶対値が含まれている、式変形を工夫する必要がある、かなり見落としやすい部分があるなど、少し癖があるような問題が散見されますので注意が必要です。(2022年度の大問4の(2)など)

【攻略のポイント】

ほとんどの単元の問題が幅広く出題されるので、まずは出題範囲の教科書の内容をしっかりと身につけることがベースとなります。まずは基本となる定理や公式を正しく理解し、それらを使いこなせるような状態を目指しましょう。さらに高得点を狙うためには、受験用の問題集などでの演習を通して、上述したようなやや難しい問題に慣れていくことも必要になります。
考えたことのある問題の種類を増やし、問題の処理速度を上げる努力をした上で、実際の試験では解かない問題や後回しにする問題を見極めて、時間をマネジメントすることも必要かもしれませんので、時間を意識して過去問に取り組むようにしましょう。

【推奨教材】

まずは学校で使用している教科書と教科書傍用の問題集もしくは「黄チャート」などの網羅的な参考書をしっかりと学習し、弱点となる分野をつくらないようにしましょう
基本となる定理や公式をある程度使いこなせるようになったら、「基礎問題精講」や「Z会数学基礎問題集」といった受験用の問題集を使って、教科書よりもレベルの高い問題にもチャレンジしていくと良いです。
ただあくまでも基本的な問題の得点をとることが優先になるので、まずは基本問題をより早く正確にできるかを目指して学習することが大切になります。

 

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