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拓殖大学工学部 数学(一般選抜) 入試傾向分析

獅子ヶ谷校の高校コース長による分析です。

 

【試験の概要】

試験時間:60分
出題範囲:数学Ⅰ・A・Ⅱ・B もしくは 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ(選択制)
ボーダー偏差値:42.5~47.5程度

【出題傾向】 

大問3題のうち大問1と3は小問が3~4題で構成されており、あまり偏りなく出題されている印象ですが、数学Ⅰの「データの分析」からの出題はあまり見られません。
大問2は「微分積分」に関する3題程度の出題になっています。
大問3は数学Ⅲの内容かⅠ・A・Ⅱ・Bの内容かを選択することができます。全問マークシート方式の問題です。
全体的な難易度は基礎レベルの問題が多く、いくつか標準レベル程度の問題が含まれている程度です。教科書の確認問題や章末問題が身についているかを問うような試験になっています。

【攻略のポイント】

ほとんどの単元の問題が幅広く出題されるので、まずは出題範囲の教科書の内容をしっかりと身につけましょう。
教科書に載っている基本定理や基本公式を正しく理解し、それらを使いこなせるように演習を積み重ねてください。
また基本的な問題が多いため、できる限り高得点を獲得したい試験です。試験時間はある程度余裕があると思いますので、単純な計算ミスなどを防ぐためにも確実に見直しを行い、途中式や図をしっかりと書きながら解き進めるといったことも有効です。マークミスにも十分に気を付けましょう。

【推奨教材】

まずは学校で使用している教科書と教科書傍用の問題集をしっかりと学習しましょう。
その2つの内容がある程度身についていると感じるようであれば、過去問に取り組んでみるのが良いです。そして過去問に取り組む中で理解が不十分であった内容を再び教科書等で確認するということを繰り返してください。
市販の参考書では「白チャート」などの網羅的なものを使って、各分野の基本的な知識から着実に身につけるようにしていくと良いでしょう。

 

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