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東海大学工学部・理学部 数学(一般選抜)入試傾向分析

獅子ヶ谷校の高校コース長による分析です。

 

【試験の概要】

試験時間:70分
出題範囲:数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ
ボーダー偏差値:40~45程度

【出題傾向】

大問3題の構成です。大問1は小問が5~7題程度であり、大問2と3は(1)~(3)の過程や結果を用いて(4)を解くといった形式の問題がよく出題されています。全問穴埋め形式の問題です。
大問1では幅広い単元から出題されています。大問2と3には「微分積分」と「三角関数」の単元から出題されることが多い印象ですが、「整数」の単元などからの出題もあります。
全体的な難易度は基礎レベルから標準レベル程度であるため、取り組みやすい問題も多いです。しかし複数の単元の内容を融合したような問題や大問2と3で誘導部分の使い方が難しい問題などが含まれているなど、難易度にばらつきがあることがあります。過去問や演習用問題集などで問題数をこなしていき、色々な問題の解法を考えるトレーニングをしておきましょう。

【攻略のポイント】

大問1で極力時間を使わずに点数をとりたいため、まずは教科書の確認問題や章末問題、教科書傍用の問題集に繰り返し取り組み、教科書レベルの基本的な知識と素早く正確に計算する力を身につけることを目標としましょう。
大問2と3については必ず最後まで解き切らなくても、必要な点数をとることができるはずですので、先にできる問題から優先して解いて検算などもすることを意識しましょう。そして残りの時間で落ち着いて難易度の高い問題に取り組みましょう。時間配分を身につけたり、特徴的な問題に慣れるためにも過去問を3年分程度はしっかり取り組んでおきましょう。

【推奨教材】

まずは教科書と教科書傍用の問題集をしっかりと学習し、ある程度学習が進んできたら、過去問に挑戦してみましょう。
そこであまり歯が立たなかった人は引き続き教科書や「黄色チャート」などに取り組み、基礎を固めてください。
過去問である程度手ごたえがあった人は「Z会数学基礎問題集」や「数学基本演習」などに取り組むことで、少しレベルの高い問題も解ける力を身につけると良いです。

 

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