ひかり学院の大学受験・高校受験情報

神奈川県の公立高校受験・中堅大学受験情報やおすすめの学習方法。https://www.hikarigakuin.jp/

日本大学 N全学統一方式 理系数学 入試傾向分析

獅子ヶ谷校の高校コース長、神津による分析です。

【試験の概要】

試験時間:60分
出題範囲:数学Ⅰ・A・Ⅱ・B または 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ
合格目標得点率:60%~70%

【出題傾向】 

理系学部でも出題範囲がⅡBまでの学部とⅢまでの学部に分かれています。
大問は5~7題で構成され、大問1はほとんどの学部でⅡBまでの小問集合問題が出題されます。出題される単元はとにかく「万遍なく」という印象であるが、「微分積分」、「ベクトル」、「確率」は出題されることが多い。出題範囲に数学Ⅲが含まれている場合は、数学Ⅲの内容は特にしっかりと学習しておきたいです。
難易度は基礎レベルから標準レベル程度であるため、まずは教科書の章末問題程度の内容までを概ね理解した上で過去問に取り組みましょう。

【攻略のポイント】

N全学統一方式の問題に取り組むうえでおそらく1番の問題は、「時間が足りない」ということだと思います。そのため素早く解答する練習だけでなく、積分の「6分の1公式」などの時短ができる計算テクニックなどをある程度習得しなくては、全ての問題に解答するのは厳しいかもしれません。すぐに手が動かない問題や途中で手が止まってしまう問題は後回しにするというスタンスがよいでしょう。
過去問の演習を行うときは、本番の試験時間よりも短い50~55分程度を目標に行うようにしましょう。
またすべて穴埋め形式で計算の正確さも要求されるため、演習量が大切になってきます。

【推奨教材】

まずは学校で使用している教科書と参考書をしっかりと学習し、過去問に挑戦してみるといいと思います。市販されているものであれば、「黄色チャート」や「元気が出る数学」などを使用して演習量を確保していくと良いです。

 

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神奈川大学 理系数学(一般選抜)入試傾向分析

獅子ヶ谷校の高校コースのコース長、神津による分析です。

【試験の概要】

試験時間:90分
出題範囲:数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ
合格のボーダー得点率:60%~70%

【出題傾向】

大問3題で、第1問が小問集合の穴埋め形式で、第2問と第3問は記述式です。
出題分野は、数学Ⅲの内容を含んだ「微分積分」が高確率で出題され、配点も高そうな印象です。ついで「ベクトル」、「数列」、「場合の数」、「図形と計量」が出題されやすいようです。
ほとんどが基本から標準レベルの問題で、学校の教科書や基礎的な問題集をしっかりと学習し、基礎力を身につけておけば十分対応できる範囲です。

【攻略のポイント】

試験時間は十分な時間が設定されています。また、計算量がとても多くなるような問題もあまり見られないため、ミスをしないように丁寧に計算をすることを心掛けたいです。
また大問2問が記述式のため、論理的な説明のある答案を書くように普段から練習しておくことが必要です。

【推奨教材】

学習に使用する教材としては、学校で使用している教科書と参考書をしっかりと学習し、過去問に挑戦してみるということで十分であるように感じます。市販されているものであれば、黄色チャートや共通テスト向けの参考書などをやりこんでいくと良いです。

 

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大学受験は「3年間の積み重ね」の時代に

保護者様の多くの方の大学受験のイメージといえば「受験の本番といえば毎年1~2月」というものではないでしょうか?「大学入学共通テスト」や各大学の「一般選抜」の試験がこの時期に行われており、その時期に向けて多くの受験生の方々が努力をしていることと思います。

 

しかし実際は2020年度入試の時点で、私立大学の入学者数の「約57%」が「総合型選抜」・「学校推薦型選抜」での入学であることが文部科学省から発表されており、1月までには進路を決めています。そして、この割合は年々増加傾向にあります。

また国立大学協会も「入学者の3割を書類選考・面接・小論文などで選ぶ総合型選抜・学校推薦型選抜にする」という方針を掲げています。

 

では「総合型選抜」・「学校推薦型選抜」で進路を選択するために必要なこととは何でしょうか?

大学によっては「学力試験」・「小論文等のレポート」・「プレゼンテーション」・「実技」などが課されることがありますが、ほぼ全ての大学で行われるのは「書類審査」と「面接」です。この「書類審査」と「面接」で主に見られると考えられるものが、「3年間の成績」・「出席状況」・「学習以外に力を入れて活動してきたこと」です。

つまり「短期間で試験の結果を求める受験」から「3年間継続して積み重ねる受験」にシフトしているということです。そのため3年生で出願直前になって「推薦書に書くようなことが何もないのですが、どうしたらいいでしょう?」といった状態になってしまうという話もよく聞くようになりました。

 

せっかくの高校3年間を常に大学受験を意識して過ごすのは難しいと思いますし、つまらない3年間になってしまうと思います。しかし後回しにすればするほど取り返すことが困難になるということにもなります。ですので、1・2年生の早い段階から勉強も趣味も学校生活も自然に頑張っていられる環境を作ることが一番現実的で取り組みやすい受験対策ではないでしょうか?

私もそのような考え方を生徒や保護者と共有し、生徒が頑張ることのできる環境作りをサポートします。

 

獅子ヶ谷校 高校コース長 神津

 

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偏差値が39から63まで上がった学習法

いよいよ神奈川県公立高校入試まで1週間となりました。

当塾の生徒で、神奈川全県模試の偏差値が39から63まで上がった生徒がいるのでご紹介します。
5教科偏差値の推移は

中2
8月 39
2月 47

中3
7月 51
8月 55
10月 55
12月 60
1月 63

と、右肩上がりでした。
内申も入塾時の26から34までアップしています。
成績アップのポイントは「家庭学習」です。
ただ塾に来て勉強すれば成績が上がる訳ではありません。
基本的な知識を家庭学習で身につけ、その知識を活かす学習を塾で行うことで大きく成績を伸ばすことが出来ます。
家庭学習は「継続すること」が重要ですので、苦行のような書き取りなどは逆効果です。
ひかり学院では、継続しやすい家庭用教材(強制的な宿題ではありません)を提供し効果的な学習方法を指導することで、内申が足りない生徒でも数々の逆転合格を実現してきました。
現在の成績に関わらず、チャレンジしたい高校のあるお子様は是非当塾にご相談ください。

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低コストの高校受験専門個別塾を開業するお仲間募集!

良質な教育を低価格で提供することで経済格差による教育格差を是正し、子どもたちの人間的な成長を支えることで地域社会に貢献する」

という当塾の理念に賛同していただき、当塾のパートナーとして開業してくださるお仲間を募るため、高校受験のコースだけに絞ることにしました。
現在在籍している中学受験コースの生徒が来年卒業したら、中学受験コースは閉鎖します。

 

 

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コロナ禍を家族で乗り越える勉強への取り組み方

横浜市川崎市では2か月超の休校期間をを終え、分散登校や短縮授業がようやく開始されました。
勉強の遅れを心配する保護者様も多いことと思います。

 

保護者様としては、「勉強が遅れている分、塾や家での勉強量を増やさなければいけない」と思っていることと思います。
中3生の保護者様ならなおさらのことでしょう。

 

一方、お子様の気持ちはどうでしょうか。
・休校期間は、休みといっても外出もままならなかった。

・夏休みまで短縮された。

・部活も思い切りできない。

・マスクをつけたり、新しい生活習慣を守のが面倒。
など、ストレスが溜まることが非常に多いと思います。

 

そんな中、ただやみくもに「勉強しなさい」と言われたらどんな気分でしょうか。
ストレスが一層強くなるだけです。
今、子どもたちにとって一番大事なのは「心のケア」です。
制約された環境の中でも、幸せな気持ちでいられることが前向きな行動につながります。
暑い中、マスクをつけて学校や塾で勉強しているだけでもすごいことだと思ってください。
子どもたちは今、本当に頑張っていますので、その頑張りを認めてあげてください。
たとえ中3生であっても「受験生なんだからこうあるべき」という押しつけはしないでください。
最後の中学校生活の学校行事がどうなるのか、不安に思う子どもたちも多いです。
今しか体験することのできない「失われてしまう青春」を心配してあげてください。

 

そのうえで、勉強はやることを絞り込むことが大事です。
休校で遅れた分を取り返そうとして何でもかんでもやろうとすれば、子どもはパンクしてしまいます。

 

定期テスト対策】
行動はシンプルに学校のワークをやりきることに徹してください。
「やりきる」とは「答えを埋める」ことではありません。
間違えた問題を解答を写して終わりにせず、解説を読んで理解できたら解き直し、テストまえにその問題をもう一度解くことで、「分かったつもりで結局解けない」ということを防げます。
それ以外の教材に取り組むのは、その後で十分です。

 

【入試対策】
東京都では出題範囲の削減がされましたが、神奈川県でも同様の検討がされています。(2020年6月現在)
出題範囲が削減されれば中1・中2の学習内容からの出題が増えることになりますので理科・社会や漢字などの復習を今のうちからスタートしましょう。
この手のものはいわゆる「暗記物」として何度も書いて覚えようとしがちですが、それだと勉強が苦痛になるだけです。
最初のうちはテキストを読むだけでかまいませんので、入試までに何度も繰り返すことが重要です。(塾生にはテキストや教材の使用法を別途案内します。)
負荷が低いものだからこそ継続して取り組めますので、継続できるようになってから徐々に負荷を上げていきましょう。

 

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面接に強くなるために小学生のうちからできること~お母さんはご飯ではありません。~

「お母さん、お腹空いた。」
「お腹空いた?今からご飯作るね。」
こんな会話はご家庭でもよくあると思います。
しかしこれでは、「お腹が空いている。」という状況説明をしているだけで、「何をしてほしいのか。」という意思表示が出来ていません。
意思表示をする前に親が意図を察して対応してしまうと、お子様が順序立てて物事を説明する力が身につきません。
こういう時は「お腹が空いたから何なの?どうしてほしいの?」
と聞き返してください。

そうすると
「お母さん、ご飯」
だけで済ませてしまうお子様もいます。
今度は「ご飯を作りたい」のか「ご飯を食べたい」のかが伝わっていません。
こういう時は、「お母さんはご飯じゃないよ。」と返したり、「ご飯をどうしたいの?」と聞いてあげてください。
「お母さん、ご飯を作って。」
というのが正しい意思表示です。
些細なことですが、「単語」ではなく「文」でコミュニケーションをするようにしてください。

最近では、LINEで連絡を取るご家庭もあると思います。
そうした際も単語や省略した言葉、スタンプだけのやり取りで済ませず、文を書くようにすると良いです。
特に「が・の・に・を」などの助詞は省略しないように気をつけてください。

こうした日々の細かい積み重ねが、高校入試や大学のAO入試などの面接の際、自分を表現するのに役立ちます。
もちろん、正しい日本語を話すことが国語力の醸成の源ですので、日頃から是非心がけてください。

 

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