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大学受験は「3年間の積み重ね」の時代に

保護者様の多くの方の大学受験のイメージといえば「受験の本番といえば毎年1~2月」というものではないでしょうか?「大学入学共通テスト」や各大学の「一般選抜」の試験がこの時期に行われており、その時期に向けて多くの受験生の方々が努力をしていることと思います。

 

しかし実際は2020年度入試の時点で、私立大学の入学者数の「約57%」が「総合型選抜」・「学校推薦型選抜」での入学であることが文部科学省から発表されており、1月までには進路を決めています。そして、この割合は年々増加傾向にあります。

また国立大学協会も「入学者の3割を書類選考・面接・小論文などで選ぶ総合型選抜・学校推薦型選抜にする」という方針を掲げています。

 

では「総合型選抜」・「学校推薦型選抜」で進路を選択するために必要なこととは何でしょうか?

大学によっては「学力試験」・「小論文等のレポート」・「プレゼンテーション」・「実技」などが課されることがありますが、ほぼ全ての大学で行われるのは「書類審査」と「面接」です。この「書類審査」と「面接」で主に見られると考えられるものが、「3年間の成績」・「出席状況」・「学習以外に力を入れて活動してきたこと」です。

つまり「短期間で試験の結果を求める受験」から「3年間継続して積み重ねる受験」にシフトしているということです。そのため3年生で出願直前になって「推薦書に書くようなことが何もないのですが、どうしたらいいでしょう?」といった状態になってしまうという話もよく聞くようになりました。

 

せっかくの高校3年間を常に大学受験を意識して過ごすのは難しいと思いますし、つまらない3年間になってしまうと思います。しかし後回しにすればするほど取り返すことが困難になるということにもなります。ですので、1・2年生の早い段階から勉強も趣味も学校生活も自然に頑張っていられる環境を作ることが一番現実的で取り組みやすい受験対策ではないでしょうか?

私もそのような考え方を生徒や保護者と共有し、生徒が頑張ることのできる環境作りをサポートします。

 

獅子ヶ谷校 高校コース長 神津

 

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