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順天堂大学 数学AB日程(保健医療・医療看護・医療科学部等) 入試傾向分析

獅子ヶ谷校の高校コース長が、順天堂大学の医療系学部の数学を分析しました。

 

【試験の概要】

試験時間:60分
出題範囲:数学Ⅰ・A
合格目標得点率:60%~70%程度

【出題傾向】 

大問6題で構成されており、大問1は小問2題の構成です。全問穴埋め形式の問題です。
難易度は基礎レベルの問題が大半であり、教科書の章末問題程度までしっかり学習しておけば対応できると思います。
数学Aの「整数」の単元からの出題はありませんでしたが、その他の単元からは数学Ⅰの「データの分析」も含めて幅広く出題されています。
2022年度の問題は2日間の日程共に、大問1は「絶対値」と「平方根」、大問6は「データの分析」からの出題でした。
その他は共通して「2次関数」、「図形と計量と図形の性質が混ざった問題」、「場合の数・確率」から出題されています。

【攻略のポイント】

数学Ⅰ・Aの教科書をしっかり読み、全単元について基本事項の内容を正しく理解して、しっかり基礎力をつけましょう。
試験ではまずは取り組みやすい問題や得意な単元の問題からミスしないように素早く取り組んでください。
図形などが問題用紙に書かれていることが多いため、そこに必要事項を書き込むことで時間の短縮ができます。
大問であっても繋がりのない出題もあるので、(1)ができなくてもその後の問題に取り組めることもあります。なかなか解法が思いつかない問題もあるかもしれませんが、その他の問題でしっかり得点できれば問題ないと思いますので、まずは落ち着いて全体に一通り目を通してください。

【推奨教材】

まずは数学Ⅰ・Aの教科書の練習問題や章末問題を解いて基本事項や公式をしっかりと定着させましょう。その上で教科書傍用問題集などで繰り返し演習を行っていけば過去問に挑戦できるレベルに到達できます。
教科書が独学では進められない人は「高校これでわかる数学」シリーズ、不得意な分野がはっきりしている人は「面白いほどわかる本」シリーズなどは、ともに説明がとても親切で図なども多く取り組みやすいためお薦めです。

 

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