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東洋大学 理系数学 入試傾向分析

獅子ヶ谷校の高校コース長、神津による分析です。

【試験の概要】

試験時間:60分
出題範囲:数学Ⅰ・A・Ⅱ・B または 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ(学部・学科による)
合格目標得点率:60%~70%

【出題傾向】 

理系学部でも出題範囲がⅡBまでの学部とⅢまでの学部に分かれています。
大問4題で構成され、大問1は小問が5・6題で構成され、大問3と4は受験学部によって選択となっています。全問穴埋め形式の問題です。
大問3は数学Ⅲの内容、大問4は数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bからの出題となっています。どの分野からも万遍なく出題されている印象ですが、2022年度は他の大学と比較すると「整数」の分野からの出題が目につきます。
難易度は基礎レベルから標準レベル程度であるため、取り組みやすい問題も多いです。数学Ⅲの内容も含めてまずは教科書の内容をしっかり学習すれば、過去問にも取り組めるでしょう。

【攻略のポイント】

基礎レベルの問題は速く正確に解答できるように練習したいです。また、大問の前半で計算ミスをしてしまうと、後半の点も失ってしまうこともあるため特に注意が必要です。見直しの時間も確保し、解きやすい問題の点数は確実にとることが最低限必要になります。
またほとんどの日程の問題で、いくつか計算が少し煩雑になるような問題や思考が必要とされる問題が含まれているため、そういった問題は他の問題が終わった後に取り組むことをお薦めします。

【推奨教材】

まずは学校で使用している教科書と参考書をしっかりと学習できていれば十分な問題が大半です。その後、過去問に挑戦してみると良いです。また上述したような特徴的な問題も出題されるため、過去問や「黄色(白)チャート」、「基礎問題精講」などの参考書を使用して色々な問題に触れておくと、より点数を上積みできる可能性が上がります。

 

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