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「勉強しているのにテストの点数が上がらない」時に読む記事Vol.2~「わかる」「できる」の勘違い~

「ド忘れ」はなぜ起こる?

テストを受けた時に「あ~、この問題やったのに、思い出せない!」という経験は多くの人がしていると思います。「ド忘れ」というやつです。
いわゆる「一夜漬け」をした場合によくあることかと思いますが、テスト2週間前から頑張っていたとしても、取り組み方次第では同じ過ちを犯す可能性があります。
そこで今日は「わかる」「できる」の勘違いについてお伝えします。

例えば数学で分からなかった問題があった時、どうすれば良いでしょうか。

①質問をする。
②解説を読む。
③気にせず先に進む。

の3通りが考えられます。
③は論外として(実際にはこういうお子様もいます)、当塾では①よりも②を重視しています。
まずは「自分で解説を読み、理解する力」を養うことが重要だからです。
ここで気を付けなければいけないのが、「解説を読んで分かった」というお子様です。
この段階では、答えに至る筋道が分っただけで、自分で解ける力はまだ身についていません。つまり、「わかった」だけで、「できる」ようになった訳ではないのです。
次のステップとして必ず「自分で解き直す」ことが重要で、解説を一切見ないで解けるようになって、初めて「できる」と言えるのです。
解説を読んで「わかった」つもりになっているお子様が、冒頭の「思い出せない」に陥りがちです。

重要なのは「みにつく」こと

しかし、ここで第二の落とし穴があります。
せっかくできるようになっても、1回解いただけで終わってしまうと、しばらくすると忘れてしまう可能性が高いので、これだとやはり「思い出せない」になってしまいます。
重要なのは「身につくまで繰り返し解く」ことです。問題を見たら、パッと解法が思いつくレベルになっていることが、「みについた」状態だと思ってください。
1度で正解できなかった問題は、「みにつく」レベルまで繰り返し解かないと、いざテストの時に正解できません。
定期テストなら、8割方の問題はこの状態になっていないと、難関問題にじっくり時間をかけて解くことが出来なくなります。
90点以上を取りたいのであれば、このレベルを常に維持できるよう、問題演習を重ねてください。

この「わかる」「できる」「みにつく」の3ステップが、テストで点数を取るために必要なことです。
勉強したのに点数が伸びないお子様のは、「わかる」か「できる」の段階で終わってしまうことが原因であることが多いです。
「みにつく」まで「やりきる」ように、意識と行動を変えていきましょう。

<ここからは宣伝です。塾生や遠方の方は読み飛ばしてください>
「みにつくまでやりきる」と言われても、ご家庭では誘惑が多く、なかなか学習がはかどらない、というお子様も多いかと思います。
そこで、ひかり学院では個別授業100分+問題演習無制限という授業形態をとっており、塾に来た日は何時間でも学習できる環境を整えています。
更には、通い放題コースであれば、毎日何時間でも学習可能になるので、高校受験を控えた中学3年生には好評です。
<以上、宣伝終わり>

せっかく勉強したことが無駄にならないよう、「みにつく」まで繰り返し問題演習をする習慣を作ってください。

 

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