ひかり学院の大学受験・高校受験情報

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コロナ禍を家族で乗り越える勉強への取り組み方

横浜市川崎市では2か月超の休校期間をを終え、分散登校や短縮授業がようやく開始されました。
勉強の遅れを心配する保護者様も多いことと思います。

 

保護者様としては、「勉強が遅れている分、塾や家での勉強量を増やさなければいけない」と思っていることと思います。
中3生の保護者様ならなおさらのことでしょう。

 

一方、お子様の気持ちはどうでしょうか。
・休校期間は、休みといっても外出もままならなかった。

・夏休みまで短縮された。

・部活も思い切りできない。

・マスクをつけたり、新しい生活習慣を守のが面倒。
など、ストレスが溜まることが非常に多いと思います。

 

そんな中、ただやみくもに「勉強しなさい」と言われたらどんな気分でしょうか。
ストレスが一層強くなるだけです。
今、子どもたちにとって一番大事なのは「心のケア」です。
制約された環境の中でも、幸せな気持ちでいられることが前向きな行動につながります。
暑い中、マスクをつけて学校や塾で勉強しているだけでもすごいことだと思ってください。
子どもたちは今、本当に頑張っていますので、その頑張りを認めてあげてください。
たとえ中3生であっても「受験生なんだからこうあるべき」という押しつけはしないでください。
最後の中学校生活の学校行事がどうなるのか、不安に思う子どもたちも多いです。
今しか体験することのできない「失われてしまう青春」を心配してあげてください。

 

そのうえで、勉強はやることを絞り込むことが大事です。
休校で遅れた分を取り返そうとして何でもかんでもやろうとすれば、子どもはパンクしてしまいます。

 

定期テスト対策】
行動はシンプルに学校のワークをやりきることに徹してください。
「やりきる」とは「答えを埋める」ことではありません。
間違えた問題を解答を写して終わりにせず、解説を読んで理解できたら解き直し、テストまえにその問題をもう一度解くことで、「分かったつもりで結局解けない」ということを防げます。
それ以外の教材に取り組むのは、その後で十分です。

 

【入試対策】
東京都では出題範囲の削減がされましたが、神奈川県でも同様の検討がされています。(2020年6月現在)
出題範囲が削減されれば中1・中2の学習内容からの出題が増えることになりますので理科・社会や漢字などの復習を今のうちからスタートしましょう。
この手のものはいわゆる「暗記物」として何度も書いて覚えようとしがちですが、それだと勉強が苦痛になるだけです。
最初のうちはテキストを読むだけでかまいませんので、入試までに何度も繰り返すことが重要です。(塾生にはテキストや教材の使用法を別途案内します。)
負荷が低いものだからこそ継続して取り組めますので、継続できるようになってから徐々に負荷を上げていきましょう。

 

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