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面接に強くなるために小学生のうちからできること~お母さんはご飯ではありません。~

「お母さん、お腹空いた。」
「お腹空いた?今からご飯作るね。」
こんな会話はご家庭でもよくあると思います。
しかしこれでは、「お腹が空いている。」という状況説明をしているだけで、「何をしてほしいのか。」という意思表示が出来ていません。
意思表示をする前に親が意図を察して対応してしまうと、お子様が順序立てて物事を説明する力が身につきません。
こういう時は「お腹が空いたから何なの?どうしてほしいの?」
と聞き返してください。

そうすると
「お母さん、ご飯」
だけで済ませてしまうお子様もいます。
今度は「ご飯を作りたい」のか「ご飯を食べたい」のかが伝わっていません。
こういう時は、「お母さんはご飯じゃないよ。」と返したり、「ご飯をどうしたいの?」と聞いてあげてください。
「お母さん、ご飯を作って。」
というのが正しい意思表示です。
些細なことですが、「単語」ではなく「文」でコミュニケーションをするようにしてください。

最近では、LINEで連絡を取るご家庭もあると思います。
そうした際も単語や省略した言葉、スタンプだけのやり取りで済ませず、文を書くようにすると良いです。
特に「が・の・に・を」などの助詞は省略しないように気をつけてください。

こうした日々の細かい積み重ねが、高校入試や大学のAO入試などの面接の際、自分を表現するのに役立ちます。
もちろん、正しい日本語を話すことが国語力の醸成の源ですので、日頃から是非心がけてください。

 

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